暑かった夏がもうすぐ終わり、間もなく秋がやってきます!
熱中症に気を付けて、今年の夏はなかなか外出できませんでしたが、ここ数日でだいぶ涼しくなってきましたね!
そういうわけで今回は坂東周辺の観光スポットをご紹介させていただきます!
皆さんは坂東市に平将門公の銅像があるのをご存知でしょうか?
総合文化ホール「ベルフォーレ」にこの像はあり、彫刻家一色邦彦氏の作です。
平将門は、石井営所を本拠として、古代社会から中世社会への扉を開く役割を担った武将として知られています。
青年の時に京都に上り、朝廷の官人として勤めました。
関東に帰ると、叔父たちとの間に所有地などが原因で争いが起こりました。
やがて一族間の争いは、各地の国庁との戦いに発展し、将門は関東8カ国を支配下におさめ、関東独立国家建設の夢を目指しました。
その夢を求める将門を表現し、完成されたのが「平将門公之像」です。
このブロンズ像を見ると、将門は折立烏帽子を被り、狩衣姿に太刀を差し、黒鹿毛の駒に乗った勇姿という印象を受けます。
駒の背に粛然と身を任せ、北に向かって駒を進める姿には、自分の支配地に辿り着いたという安堵な雰囲気と、その躍動的な駒の姿態、遠く筑波の双峰を追う将門の敏捷な眸の中に、強い意志が感じ取られます。
涼しい季節にウォーキングがてら見に行ってみてはいかがでしょうか!?